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2001年09月16日(日) 07時07分
中国製クリームを非ステロイドと偽広告 学会が注意喚起(朝日新聞)日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎治療問題委員会(委員長=竹原和彦・金沢大教授)は、同皮膚炎の患者向けに「非ステロイド」と標ぼうしながら最強レベルのステロイドを含む中国製クリームが販売されているとして、注意を呼びかけている。情報提供を受けた厚生労働省も、実態解明に乗り出した。 問題となっているのは、中国製外用クリーム「皮炎霜(ひえんそう)」など。製薬会社などの分析で、ステロイド剤のプロピオン酸クロベタゾールを含むことが分かった。インターネットで「ステロイドを含まない」と広告、販売した福岡市内の業者が今月7日、福岡県から薬事法違反で、自主回収の指導を受けた。竹原委員長によると、他の中国製クリームにも、同様の疑いがあるという。 プロピオン酸を長期間使うと、皮膚委縮やホルモン異常などの副作用がある。同学会は指針で(1)乳幼児、小児に使わない(2)吸収のよい顔には塗らない、などと定めている。同委員会はファクス(076・234・4274)、電子メール(atopik@med.kanazawa-u.ac.jp)で相談を受ける。 (07:03) |