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2001年08月20日(月) 15時01分
詐欺的商法：アルバイトに健康器具を購入させ会社を閉鎖（毎日新聞）アルバイトにダイレクトメール（ＤＭ）を発送させ、浄水器や美顔器などを販売していた健康器具販売会社「イーシステムジャパン」（本社・福岡市）が今年６月初め、アルバイトへの説明なしに会社を閉鎖した。同社は、アルバイトに信販会社のクレジットで健康器具を購入させており、高額なクレジットの支払いだけが残された。被害者は西日本を中心に少なくとも数百人いるとみられ、同社は数億円〜数十億円をかき集めたらしい。福岡県では先月、被害者弁護団を結成。兵庫県弁護士会も今月２７日、被害者説明会を開く。 関係者によると、同社は今春からアルバイトの募集を開始。新聞広告では、健康器具を１個購入し、その感想を書いて同社が指定するあて先に郵送する仕事で、「１０人に郵送すればバイト料を月８０００円もらえる」と紹介していた。 大阪市八尾市の主婦（２６）は、５種類の商品の中から浄水器を選び、信販会社と約４７万円の商品代金に税金、手数料を合わせた計約５９万円を３６回払いする契約をした。同社は「バイト料と、月々のクレジット代金分を合わせて銀行振り込みする。商品を持ち逃げする人がいるので、こういう形にしている」と説明したという。ところが、５月末に支払われたのはバイト料だけ。さらに翌月からは会社と連絡がとれなくなったという。 被害者説明会は２７日午後６時から、神戸市中央区橘通１の４の３、同県弁護士会館４階で。問い合わせは内橋一郎弁護士（０７８・３６６・０８６５）。 ［毎日新聞８月２０日］ ( 2001-08-20-15:01 ) http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20010820k0000e040091000c.html |