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2001年07月17日(火) 00時00分
1万人の顧客リストが流出ソニーCPラボラトリーズ（毎日新聞）ソニー系列の化粧品会社「ソニーシーピーラボラトリーズ」（本社・渋谷区）の顧客約1万人の氏名、住所、メールアドレスが17日、インターネット上で閲覧可能な状態になっていたことが分かった。顧客リストの大半は女性で、同社は顧客への説明、謝罪を急いでいる。同社によると、顧客リストは本来公開されないページに書き込まれていたが、何らかの理由で外部から閲覧できる状態になっていたうえ、このURLが掲示板で公表されていたという。 顧客リストは、2000年4月から2001年2月にかけて、ソニーシーピーラボラトリーズが行ったプレゼントの応募者や化粧品のモニター登録者のもの。本来は、外部からは閲覧できない状態になっていなければならないが、ホームページのアドレスの最後に一定の文字列を打ち込むとアクセスできる状態になっていたという。 同社によると、このアドレスが17日午前7時56分、何者かによって大手ポータルの掲示板に書き込まれた。掲示板を見た関連会社社員からの指摘をうけて、同社では午前10時11分、問題のページを削除した。 同社は外部のソフト会社に、ホームページの運用、管理を外注しており、サーバーもレンタルを利用していた。現在、原因を調べているが、掲示板でアドレスが公表されていた間に、顧客リストがダウンロードされた可能性もあるという。 同社では、17日夜、約1万人にお詫びと説明のメールを発信するとともに、改めて手紙で説明、謝罪を行うとしている。 [ソニーシーピーラボラトリーズ] （太田阿利佐） http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200107/17-1.html |