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2001年07月13日(金) 22時30分
「にきびが直る」は誇大広告 公取委が排除命令(朝日新聞)中高生向けの雑誌を中心に「ニキビをむき取る」などと広告でうたいながら、効果がほとんどない化粧品を販売していたとして、公正取引委員会は13日、東京都品川区の通信販売会社「アニューズ」に対し、同種の広告表示をやめるよう景品取引法違反(優良誤認)に基づく排除命令を出した。同社は命令を受け入れる方針。 公取委によると、同社は00年11月から今年4月にかけ、「少年サンデー」や「プチセブン」など5誌に、「EHS研究所」の名称で「フェイス・ピーラー エム」などとした商品名のパック(1カ月分で4800円)の広告を16回にわたり出した。広告にはニキビが悪化した状態とニキビのない状態のモデルの顔写真を並べ、「ホラッ! ムキ取れた」などと書いてあるほか、顔写真入りの使用体験談を並べている。 しかし、実際にはモデルのニキビは特殊メークで、体験談も同社が勝手に書いたものだったという。薬事法による化粧品としての製造許可は受けていたが、ニキビがすぐになくなるような効能はないという。 同社は「一部不適切な表現があったので、すでに広告をやめている」としている。(19:52) |