ネットねずみ講を告発米FTC（毎日新聞）

　米連邦取引委員会（FTC）はこのほど、米ネット会社スカイビズ・コムを、ネットねずみ講を行っていたとして、オクラホマ北部地区の連邦地裁に告発した。被害額は1億7500万ドルと概算されており、米国でのネットねずみ講としては最大級のものという。

　スカイビズ・コムのシステムでは、顧客は在宅ワークの機会という名目のもと、25ドルの登録料を支払い、そしてさらに100ドル支払って「Eコマースウェブパック」というパッケージを購入し、自宅でオンラインチュートリアルを受けることができる。

　しかし、電子商取引で儲けることができるのは、顧客の紹介、すなわち、ねずみ講の仕組みによるものだ。告発後、裁判所は6日に業務停止命令を出し、資産の仮差し押さえ処分が行われた。命令に関するヒアリングは26日に行われることが予定されており、実際にはスカイビズのウェブサイトはまだ運営中。

[米連邦取引委員会]

http://www.ftc.gov
[スカイビズ・コム]
http://www.skybiz.com

(Take-C Coma)

http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200106/21-3.html

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