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2001年06月11日(月) 18時55分

インターワールド元社長、起訴事実否認=「詐欺の事実ない」−横浜地裁初公判時事通信

 会員数16万人余とされる大規模なねずみ講を運営し、入会金などをだまし取ったとして、詐欺罪に問われた通販会社「インターワールド」元社長、有我幸夫被告(56)ら3被告に対する初公判が横浜地裁(矢村宏裁判長)で開かれ、有我被告は「詐欺をした事実はない」として起訴事実を全面的に否認した。同社元監査役佐藤明子(48)、元取締役波木井真澄(65)両被告は、それぞれ起訴事実を認めた。
 冒頭陳述によると有我被告は、佐藤被告らと共謀し、1口3万円で会員を集め、会員の下に新会員2人が入るごとに配当3000円を支払う仕組みでネズミ講を展開。1998年7月から10月にかけ、会員55人から計約2580万円をだまし取った。
 検察側は「配当を支払う資金がないにもかかわらず、有我被告は自ら会員を募り続けた」と指摘、被害総額は約123億円に達する見通しを明らかにした。 

[時事通信社]

http://news.yahoo.co.jp/headlines/jij/010611/dom/18550000_jijdomx816.html

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