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2001年06月05日(火) 10時18分
バーチャル評論家に自社映画「激賞」させる(朝日新聞)米映画大手ソニー・ピクチャーズが、実在しない映画評論家の名前で自社配給作品をほめる宣伝活動を約1年続けていたことがわかり、ひんしゅくを買っている。米紙が4日報じた。 架空の評論家デビッド・マニング氏が米メディアに登場したのは昨年7月ごろ。日本でも昨年公開されたSF作品「インビジブル」や山岳アクション「バーティカル・リミット」などを絶賛する評論を書いた。 全米上映中の中世活劇「ナイト・テイル」では、主演男優を「今年一番の大型新人」とほめた。手慣れた筆致だった。 米東部コネティカット州に実在する地方紙リッジフィールド・プレスの映画記者という触れ込みだったが、ニューズウィーク誌の調査でねつ造が判明。ソニー側は「宣伝部門の社員が、友人の名を使って、プロの評論家が書いたように装っていた」と謝罪した。(09:37) |