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2001年05月16日(水) 00時14分
滝本弁護士が死刑回避求める 元オウム幹部・岡崎被告（朝日新聞）坂本堤弁護士一家殺害事件などで殺人罪に問われ、一審で死刑が言い渡された元オウム真理教幹部・岡崎一明被告（４０）の控訴審が１５日、東京高裁であった。坂本弁護士の友人でオウム被害対策弁護団の滝本太郎弁護士が弁護側証人として出廷、「死刑は（教団前代表の）松本智津夫被告だけでいい」と死刑回避を求めた。 元信徒のカウンセリングを続けている滝本弁護士は、昨年９月から岡崎被告と９回接見した。教団から多額の資金を持ち逃げするなど「一番マインドコントロールから遠いと思っていた」が、実際は「松本被告に甘え、今も影響が抜けていない」という。 滝本弁護士は「裁判所はマインドコントロールを研究するべきだ」とも証言。うつむく岡崎被告に「坂本（弁護士）の首を絞めた手を毎朝見て、現実感覚を取り戻して」と語りかけた。 (00:14) |