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2001年05月16日(水) 20時15分
<ソフト訴訟>複製した予備校に賠償命令 東京地裁が初判断(毎日新聞)東京地裁は16日、米マイクロソフトなど3社のコンピューターソフトを違法にコピーした司法試験などの予備校「東京リーガルマインド」(東京都港区)に対し約8500万円の賠償を命じた。「改めて正規品を買ったので賠償は必要ない」との予備校側主張について、飯村敏明裁判長は「複製によって著作権が侵害されており賠償義務はある」と述べた。パソコンソフトの不正使用訴訟で、損害額に関する司法判断は初めて。 訴えたのは米マイクロソフト▽米アップルコンピュータ▽ソフト販売会社の米アドビシステムズ。判決によると、同予備校高田馬場西校は、許諾を得ずに複製した「エクセル」「クラリスワークス」などのソフトを136台のパソコンで使った。予備校はその後、違法ソフトを消去して正規ソフトを購入していた。 3社は正規価格の2倍を上回る損害を主張し、約1億1400万円の支払いを求めたが、判決は「損害は正規品の小売価格と同額」と判断した。 東京リーガルマインド代理人の話 この論理では二重に代金を払うことになり、承服しがたい。ただちに控訴する。 [毎日新聞5月16日] ( 2001-05-16-19:33 ) http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010516/dom/20150000_maidomm067.html |