熊本商高のホームページ　ハッカーが不正に改ざん　宮崎県議会も同様被害（熊本日日新聞）

　熊本市神水の県立熊本商高（大畑誠也校長、千三百二十人）が開設しているインターネットのホームページ（ＨＰ）の内容が、不正に書き換えられていたことが八日、分かった。同校は、ハッカーによる不正アクセスによる改ざんとみている。

　同校によると、同日午後、外部から同校の「ホームページのトップページがおかしい」と指摘があった。同校職員が確認すると、トップページが米政府を中傷するような英文の文面に書き換えられ、ほかのページが見られなくなっていたという。改ざんされていたのは、トップページだけで、同校は間もなくＨＰを復旧させた。

　宮崎県議会のＨＰも改ざん被害を受けており、改ざんされた内容が双方とも同じため、同一人物が書き換えたとみられる。

　同校のＨＰは平成十一年四月開設。学校の概要やイベントなどを掲載している。同校の坂口静司教頭は「だれが何の目的でやったのか…。非常に腹立たしいし、迷惑する」と話している。

　県警ハイテク犯罪対策室によると、県内で平成十二年度以降に確認されたＨＰの改ざんは一件だけだが、「百パーセントの防止対策はない」としている。

http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20010509/kiji1_0000005210.html

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