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2001年04月25日(水) 22時31分
＜マイライン＞一部でサービス開始がずれ込む 登録が追いつかず（毎日新聞）５月１日に新しい電話サービスとしてスタートする「マイライン」制度で、３月末までの申し込み約３０００万件のうち、約８００万件が、５月上旬から下旬にサービス開始がずれ込むことになった。電話会社で作るマイライン事業者協議会が２５日発表した。また、４月中に申し込んだ人は全員、サービス開始は早くても６月上旬になるという。 協議会の説明によると、３月末の大量申し込みで、コンピューターの登録処理が追いつかなくなった。協議会は８００万件の登録者に謝罪文を郵送し理解を求めるが、電話料金を抑えたいつもりが、実際は電話料金が高くなるケースも予想され、利用者の不満が高まりそうだ。 登録受け付けを始めた１月の申込件数は１日平均約８万件程度で、登録用のコンピューターソフトは１日２０万件（その後３０万件に増強）まで処理できるため、協議会は当初「３月末までに申し込めば５月１日からマイラインが使える」とＰＲしていた。しかし、３月上旬になると１日４０万〜５０万件、下旬には５０万〜７０万件と急増し、処理が追いつかなくなったという。 マイラインのサービスを受けられない場合、契約者は基本的にＮＴＴを利用することになる。たとえば、マイラインで市内通話を新電電に登録したため、従来契約していたＮＴＴの「タイムプラス」（市内通話の割引制度）の解約手続きをとったケースなどでは、電話料金が高くなってしまうことになりそうだ。 【尾村 洋介】 ［毎日新聞４月２５日］ ( 2001-04-25-22:09 ) http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010425/dom/22310000_maidomm084.html |