茨城県日立署と県警ハイテク犯罪対策室は17日までに、インターネット上のオークションを悪用して現金をだまし取ったとして、宇都宮市上大曽町、無職、陣立恒仁容疑者(32)を詐欺の疑いで逮捕した。
調べによると、陣立容疑者は大手検索サイトの「ヤフー」がインターネット上に開設しているオークションのページに、パソコンの人気機種を販売するという虚偽の内容を掲示。落札した日立市内の会社員(38)に、代金として自分の銀行口座に振り込ませた現金20万円をだまし取った疑い。今月1日、会社員が同署に「空箱だけが送られてきた」と相談して発覚した。
ほかにも約10件、約200万円が同じ口座に振り込まれているといい、余罪があるとみて調べている。
(Mainichi Shimbun)
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200004/17-3.html